新聞配達PR映像を公開-日本新聞協会

date:2016年10月13日

日本新聞協会は10月1日、新聞配達のPR映像「いい日々を届けてくれる人がいる」をウェブサイトで公開した。同協会販売委員会が日本大学芸術学部の全面的な協力を得て製作したもので、新聞配達員の息子と父親の心温まる絆を描いている。映像による新聞配達PRは初の試みとなる。

PR映像は、2015年度新聞配達に関するエッセーコンテストの「大学生・社会人部門」最優秀賞受賞作品を基にした約60秒の作品だ。映画学科の宮澤誠一教授が制作を指揮し、清水和貴専任講師が監督を担当した。父親役は俳優で映画監督の利重剛さん、息子役には映画学科演技コース1年生の西野裕貴さんを起用した。

映像は、入院中の父親が早朝、ベッドの上で天井を見つめるシーンから始まる。留学費用を自分で稼ぐため、高校生になってから新聞配達のアルバイトを始めた息子は、夜が明ける前から一軒一軒に新聞を配り続ける。父親はそんな息子を頼もしく思う反面、頼られないのも寂しくて素直にアルバイトを応援できないでいた。そんなことを思っているとき、突然、病室に新聞を持った息子が現れる。「担当区域が変わった」と言う息子に、「こんな遠くに?」と不思議に思う父親。「明日も来るから」と新聞を手渡して、息子は去って行く。父親は、入院する前は息子が毎朝届ける新聞を自宅で楽しみに待っていた自分への気遣いだと分かり、配達区域を変えてまで病室に新聞を届ける息子の優しさに感謝するという内容。

今回の映像制作を指揮した宮澤教授は、「日が昇る前から雨の日も風の日も新聞を届ける使命と喜びを、原作の親子愛をベースに映像化することを心掛けた」と話す。監督の清水専任講師は「配達される新聞すべてにドラマがあるはず。動画を通して、新聞に込められた温かみを感じてもらうことを狙った」と制作意図を説明している。

映像はこちらから(日本新聞協会ホームページ)>>>