千葉県新聞販売組合(清水昭組合長=毎日・千倉)の令和5年総会は6月15日、千葉市のホテルプラザ菜の花で、日販協・岩城善之副会長(朝日・旭町)、外山雅通関東地区本部長(読売・掛川)、千葉県折込組合・江森功組合長らを来賓に迎えて開催された。
役員人事では清水組合長を再選。清水組合長は挨拶で「昨年の組合長就任から1年が経った。コロナが収束を迎える中、世の中がどう変化していくのかに関心が集まった1年だった。千葉県の景気動向指数は改善したとの報道もあるが、新しい変化の中で良くなる業界と、そうでない業界があることも考えられる」と振り返り、「今年はコロナ感染状況、経済実態がどうなっていくのか明らかになっていく年と思う。新聞界の流れの中で昨今大きく変わってきたことがある。従来は新聞の定価はおおむね一定だったが、それぞれの社の事情で改定が行われるようになった。当然と言えば当然だが、それを販売している私達にとっては、現場に大変な状況が加味されたことになる。高い、安い、どちらの条件を利用して売り込むにしても、『自分達は新聞を売る同業者である』という自覚をもって、業界にとってプラスになるよう対応していただきたい。自覚を持つうえで新聞販売組合の活動は大変重要だ。支部会活動への参加も含めて、組合活動に対するご理解とご協力をお願いする」と述べた。
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