日本新聞販売協会山口県支部(岩城彰支部長)の令和6年度総会が6月5日、山口市の「山口維新ホール」で開催され、新支部長に小関公久氏(読売)が選出された。
小関新支部長は、「現在、私たちの業界は大変厳しい局面に立たされている。部数売上減、折込減少、戸別配達網を守るために必要な配達員不足など深刻さは増す一方だ。新聞販売店にとって大事な『新聞』を届けるための配達業務が出来なくなる危機が迫っている販売店は多いと思う」と業界の現状を指摘し、「そのためにどうするかというと、今の時代競争よりも協調が大事ではないか。これからは横の繋がりを大切にし、協力体制を構築することが重要だ。是非とも系統を超え、戸別配達制度を守っていこう」と新聞人の責任感を強調した。そして、「労務難を解消、あるいは次世代の人材を確保するためにも業界全体が変わらなければならない。時代のニーズに合った休日の充実は必要だ」と抱負を述べた。
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