日本新聞販売協会北陸地区本部（吉野邦彦本部長）の令和４年総会が11月15日、金沢市の「金沢東急ホテル」で開催され、新会期も現本部長の吉野邦彦氏（読売）の再任を決めた。
吉野本部長は、「北陸地区本部は長年、北國新聞の皆さんによって運営されてきた。そして、２０１５年に我々読売が加盟し、１９年に福井新聞福井会、２０年に北陸朝日会と富山の北日本会が加盟して、名実ともに北陸３県が揃ってスタートすることができた」と設立時を振り返り、「本来ならばその時に総会を開きたかったが、皆さんご存じのとおり新型コロナウイルス感染の拡大により、書面決議という形になってなかなか（対面での）総会を開くまでに至らなかった。ようやく４年ぶりに本総会が開催することができたことは喜ばしいことだ」と、コロナ禍における総会開催までの厳しさを語った。続けて、「今、我々の業界は無読化、折込減少、労務難の三重苦に加えて、新型コロナウイスの感染拡大という非常事態に立ち向かわなければいけなくなった。このような状況を何とか打開していくためには、やはり、系統を超えて知恵を寄せ合い、業界一丸となって社会にアピールしていくことが必要だろう」と強調し、「昨日より一歩でも前進できる業界体制を構築していこう」と力強く訴えた。